山梨県北杜市白州町
Road Map :中央道を長坂ICで下りてR20沿いの道の駅”はくしゅう”から篠沢キャンプ場へ向かう。
Route Map:林道途中の”篠沢橋”手前の道路脇に車を停めて、黒戸噴水滝までを往復の予定だった。
『北陸・甲信越の滝』 体力不足から途中リタイヤとなり、相棒に申し訳ないことをしてしまった。
山梨県の山から
桑の木沢は、釜無川支流、大武川源流部の沢である.沢に沿って設けられた探勝道を 歩くことによって、いくつかの滝を間近で観賞しながら、水辺の散策を楽しむことができる。1時間ほどかけてコースを歩くと、高さ70mの
みごとな黒戸噴水滝に着く.散策コースはここで終わっているので、鑑賞を終えたら往路を引き返すことになる. 足場の悪い岩の上からこの滝を見ると、もし探勝路がなかったのなら、小さいながらも近づきがたい沢であったことを実感させられる。
桑の木沢渓谷
結果として5つある滝のどれも滝見出来ていないことになってしまった。
悔しいのでもう1泊して明日のリベンジを提案してみたが、相棒は乗り気ではなかったので、次回、近くに来る時があれば、となる。
ヒルの繁殖地帯
往路で1匹のヒルを見付けていたが、帰路では4匹のヒルが靴に張り付いていた。
関西の山に負けないヒルの繁殖地であった。 夏の間には再訪したくない渓谷だ。
道の駅、信州蔦木宿で汗を流す
今日は良くも悪くも蒸し暑い中をよく歩いた。 まだ横谷峡の散策が残っているが、
横谷峡は乙女滝へのリベンジだけで殆ど歩く必要がないので、昨日、車中泊した道の駅
で、お得な食事付温泉券で汗を流す。 食事は今日も天丼としたが、これは美味くてお勧め出来る。
桑の木沢渓谷
桑の木沢渓谷は、尾白渓谷とは黒戸尾根を挟んで南側にあるが、水系としてはまったく別である。
当初から尾白渓谷歩きの後は桑の木沢渓谷と予定していたのであるが、今日は急遽、早朝に日向山登山を
入れてしまい、尾白渓谷歩きでは長靴での高巻きの連続で足の爪を痛めてしまい、普段の運動不足から疲れ
てしまったので取り止めも検討したが、相棒が居ることから、取合えず歩いてみることにした。
自分一人だけなら温泉で疲れを取り、もう1泊してから挑戦したのだが、相棒の都合でそうは行かなかった。
くわのきさわけいこく
桑の木滝
黄門の滝
くの字滝
黒戸噴水滝
篠沢大滝
往路:45分(リタイヤ地点まで)
復路:53分(リタイヤ地点から)
写真左手に ”篠原橋”があり、手前の林道に入って行く。
ここには道標が立っており、この林道で間違いはなさそうだ。
篠原キャンプ場から林道を進み、駐車予定の ”篠原橋”を見付ける。
14時29分に駐車地を出発する。 長靴で痛めた足の爪は登山靴だとそう痛まなかった。 これなら渓谷歩きを出来そうだ。
長い林道を淡々と歩く。
直ぐに車止めゲートが出て来るが、これもネットで見ているので
安心材料となる。 この先に沢沿いに右に入る林道があるので、
そこには入らない様に要注意である。
大雨の時にはにわか滝になりそうな崩れた崖。
枯葉がデブリの様に部厚く堆積していた。
橋を渡ると林道はT字路となり、道標に従って右の林道に入る。
”篠原大滝”は帰りに行く予定であったが・・・
次の目印となる ”桑の木橋”に着く。
ここまでは道間違いなく順調だった。
20分を要して東屋のある桑の木沢入口に着く。
疲れているせいか、ここまで林道を長く歩いた感じがしたが、
たった20分しか歩いていなかった。
桑の木沢に沿った広い林道を進む。
入口に立っていた滝群への散策地図。 下調べでは最終の ”黒戸噴水滝”
までは1時間10分だったので、日暮れまでには帰ってこれそうだ。
鉄橋で左岸に渡る。 遊歩道として整備されていた時代が伺える。
渓谷らしい雰囲気になってきた。
小さな沢が2本流れているハイキングには恰好の広場であるが、
小さなヒルが地面を這っているのを見付けた。 ヒルを見てからは
ヒルチェックをしながらの歩きとなる。
これは ”無名滝”だろうが、水量の多い流れを見せてくれていた。
渓谷には興ざめの堰堤が見えて来た。 ここには2つの砂防堰堤があった。
前方に見えている橋で右岸に渡る。
まだ、名の付いた滝には到達していないが、普段の運動不足から疲れが出て来て、それに比例して気力が落ちて来た。 せめて一番近い所にある ”桑の木滝”だけでも見てからリタイヤしようと頑張るが・・・
”無名滝”と滝壺を見る。 陽が射していないが沢水は綺麗だった。
右岸の小さな高巻きを越えると ”桑の木滝”があるのではと頑張るが高巻きをしても ”桑の木滝”のある雰囲気ではなく、散策道も藪っぽくなってた。
がっくりと気力が落ちてしまい、相棒には
申し訳ないが、ここでリタイヤ届を出す。 今の体力、気力では ”黒戸噴水滝”までの往復2時間は無理である。 相棒は北海道遠征にそなえてトレーニングしているので、まだ元気一杯だった。
滝の代わりに綺麗な堰堤の流れを見ておく。 情けない!
後ろ髪を引かれながら帰路に付く。
ひょっとして ”桑の木滝”を通り過ぎているかも?
とも思ったが、そんなことはなかった。
ちょろちょろ水が流れている崖があった。
雨の日にはりっぱな滝になるのだろう。
渓谷の序盤だけしか見れなかったのであるが、良い所だとは感じられた。
途中リタイヤ